hogashi.*

日記から何から

 料理をそれなりにできるようにならないと困るので、なんとかしようと思うときがたまにあり、たまにやるのだけど、全くわからなくて、なんでこんなこと全人類できているのかと憤り続けて、美味しくない成果物を食べ続けることになっている。たまにしかやらないので上手くならないのは正しいけど、毎度なんでこんなに訳のわからないことをしているのかと怒りまくって、もうしばらくやりたくなくなるので、毎日やることはない。大体なぜ紀元2018年にもなってこんなに原始的な手順を踏んでいるのか、手順書も感覚的な表現しかない、人に依るのだからと言われたところでそれはそうだが、何がどう適するのかさえ何もわからない人はそもそも選択肢すら無いわけで、ここで何を入れたら美味しくなるのか不明なまま作り上げることはまずできない。食べるときに意識していないのもそうだと思う、思うけど作れないのでイメージも何もない。デッドロックが多すぎる。最初に基本を脳に叩き込めばわかってくると思うし、記憶力のある人は得意だろうと思う。僕はない。プログラミングでは、何もないところから知らない言語やフレームワークでデカいソフトウェアをつくれと言われてもまず無理で、どういう関数が用意されているのかとかもわからないから、小さなものとか、既にできている大きなプロダクトに少しずつ関わるとかすると、流れが読み取れたり、こういう関数があるのかとわかったり、だんだん覚えていける。料理も、小さいものからつくったり、手伝ったりすればわかるようになりそうだけど、プログラミングと違うのは、明確に書き記されないという点で、なんでそれをやるのかとか、それをやると何が嬉しいのかがまるでわからない。実際やっている人に聞いてもわからないと言われることがあるので希望はない。まあいずれ必要に駆られたらやると思う。ちなみに料理をやること自体は苦ではない。何甘ったれたことを言っているのかというお叱りは必要ありません、ただとにかく誰となく怒っているだけです。