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日記から何から

Ubuntu14.04をインストール1/2

 今回は少し長めのお話になるので、2つに分けようと思う。

 前半のこの記事は、USBメモリUbuntuをインストールして、そこからブートするようにできる「Unetbootin」なるソフトについて。

> 参考サイト : http://kumasan1949.zouri.jp/ubuntu.html

 Unetbootinのダウンロードはこちら。

> Unetbootin : http://unetbootin.sourceforge.net/

 サイト上部にWindowsUbuntuMacとOS別にダウンロードリンク(ボタン)がある。今回自分はWindows7で行ったのでWindowsとあるボタンからダウンロード。

 ダウンロードしたら解凍するだけ、インストール無しですぐに使える。


 標準的には、UnetbootinのウィンドウでUbuntuのバージョン?ディストリビューション?を選択しておけば、isoファイル(今回はUbuntuをHDDにインストールするためのファイル)をインターネット上からダウンロードしてインストールしてくれる。

 ただ、モノによっては日本語環境でない(日本語REMIXのisoをインストールしたのに英語環境だったことがある)ものがある。そうなると、日本語環境化する手間がかかり大変なので、日本語環境化してくださっているものを使わせていただく。

> 日本語環境化済みUbuntu isoファイル : http://kumasan1949.zouri.jp/down-ubuntu-f.html

 ここからUbuntu、32bitをダウンロードした(Lubuntu、Xubuntuはよくわかっていないので)。

 ※Ubuntuを起動しようと思っているPCにメモリが1.5GBしかないので、32bit版を選択した。メモリが2GB以上あったら、64bit版を使うことでメモリを最大限使える。とかなんとか書いてあったが実践してないので各自どうぞ。

 isoファイルをダウンロードしたら、どこでも好きな場所に置く。


 それではインストールスタート。

 1. Unetbootinを起動し、ラジオボタンを「DiskImage」(「ダウンロードしたisoファイルを使う」みたいな言葉の方。下。)に切り替える

 2. 「Type」の項目で「USB drive」が選択されていることを確認する。されてなかったらする。

 3. 「Drive」の項目で、さしているUSBメモリが選択されていることを確認する。されてなかったらする。そこになかったらそもそもUSBメモリがマウントされてないかも。

 4. 「OK」でスタート。

 上手く行ったら、BIOSの起動優先順序設定を変えたりして、USBメモリからブートするようにする。自分が使ったマザボでは、起動時にDeleteキーを押す(押しておく)とBIOS設定に入れる。

 ※BIOS設定を変更したら、「SAVE」をすること。「EXIT」という文字に惑わされると、設定を保存せず終了する場合がある。"Changed! Save?“とか聞かれることもある。保存しよう。

 これでインストールは終了。

 マザボUSBメモリをさして、起動。USBから起動すると「Unetbootin」と書かれた青めの画面が立ち上がり、そのままだと「default」にカーソルがあったままカウントダウン(10秒)している。Enterキーを押すまたは待っているとカウントが終わり、Ubuntuが立ち上がり、そのまま使える。

 ※Unetbootinは、Ubuntuの設定としてPC名・ユーザ名いずれも「ubuntu」とするようだ。またそのユーザにパスワードは存在せず、管理者権限のパスワードもない(ただしそれでも、「sudo」コマンドを使わないと管理者権限で実行できない)。


 WindowsPCには何もインストールすることなく、exeとisoを1つずつダウンロードするだけでUSBメモリUbuntuをインストールできるのはなんとも魅力だ。

 → 2/2 UbuntuのHDDへのインストール に続く。