hogashi.*

日記から何から。

百合、思うところ2015

 これは「百合 Advent Calendar 2015」14日目の記事です。

 ちょっと膨れてしまったので、2部に分けて書いて(かつ注釈を多用して)います。前半は好きな作品について、後半はちょっと踏み込んだことを書きました。どこをお読みになるかは委ねます。

 百合が好きな男性です。ただし理解力想像力といった力に乏しいので(文章の拙さも併せて)考えが深くありません。大きな器か立て板のような心でお読み下さい。

好きな作品

 僕が今年読んだ、個人的に好きな作品を幾つか書いていきます。

はやて×ブレード

 ウルトラジャンプ連載中の進行形の作品です。単行本は新装版として1期が18巻、2期*1が只今3巻で、4巻が来夏予定です。

 剣のアクションな漫画で、キャッチコピーは"女だらけの剣劇コメディー!!"とか"攻めるも乙女、受けるも乙女"とか。ギャグてんこ盛りでシリアスなところもしっかりあって面白く、誰もどこかバカなキャラ達も大好きです。

 何よりカッコいいんですよね。めちゃくちゃカッコいい。毎日剣の鍛錬をしていて、自分の剣さばきを持っていて、剣が好きで。一番の友達が居て、バディで一緒に剣を振るって、一緒に高みを目指す。最高だ……と思いながら20巻分一気に読みました*2。未だ周りにこのお話をできるような人がまだ居ないので是非読んで僕にお話を聞かせて欲しいところです。

 今はお話の規模が大きくなっていて、これからどうなるかなぁと楽しみでいるところです*3。作者さん曰く既に最後の構想まであるそうなので、ゆったり待っています。

ストロベリーシェイク

 はやて×ブレードと同じ作家さんの作品です。百合姫連載→単行本x2→新装版という流れらしく、完結しています。僕は新装版を読みました。

 こちらは芸能事務所のアイドル・モデルのお話で、同じくコメディーに溢れた作品です。(小難しいことが言えなくて恐縮なんですが)始終笑っていたかニヤけていました*4。これも一緒にお話できる人が増えて欲しいと思っています。

アフターアワーズ

アフターアワーズ 1 (ビッグコミックス)

アフターアワーズ 1 (ビッグコミックス)

 インターネットの波で見かけてほぼ表紙買いしました、バッチリ当たりです。続刊が出るのを待っているところです。

 不思議な雰囲気のお話ですが、純粋に可愛い・カッコいい・楽しんでるの幸せそうとかひたすら思いながら読んでいました*5

 ヒバナなるコミック誌で出ているようで、公式サイトに試し読みがあります。amazonのなか見検索よりずっといいとこまで読めるので是非。
hibana.tameshiyo.me


 ストレッチがとうとう4巻で完結しましたね(百合AdventCalender6日目*6に言及がありました)、とかまだまだあったりするのですが、長ーくなってしまうので第1部はこの辺りにしておきます。

呼称のお話

 さて、ちょっと踏み込んだ話題に入ります。いやだ~って方は閉じるなり戻るなりして頂けると幸いです。

"百合"

 百合という呼称についての歴史だとかそういうものは詳しくありません。

 "女性同士の関係"に対して使われていますが、その"関係"の程度や様相による「百合か否か」のようなお話をたまに目/耳にします。僕個人としては、少なくとも"女性同士の関係"であれば"百合"かな、とは思っています(ちなみにここで"同士"は2人に限りません*7。)。

 "GL"という言葉には"Love"が含まれているので、広義の表現には向かないかもとも思っています。"レズ[ビアン]"という表現もありますが、ある方の曰く「"レズ"はその人個人の指向、"百合"は複数人の関係性」とのことで、それを聞いて以来そう思っています。

 ここまで書いておいてなんなのですが、僕は最近は普段から「これは百合」とかいうことを考えなくなってきました。仲の良い女の子がお話しているのを見て「可愛い」とか、一緒に戦ってる女の子を見て「カッコいい」とか、そういうことしか考えてません。「性別がどうであるか」をほぼほぼどうでもよくなってきてしまったわけです。所謂ふたなり/性転換/男の娘/オメガバースみたいな、そういう曖昧なジャンルも存在しています。それらが「果たして百合なのか」とか考えている暇も無く「最高」みたいな思考になってきちゃいました。

 「百合か否か」に特に重きを置かなくなってしまったのち、キャラの性格なり言動なりというところやその周辺の設定などで「良いなぁ」と思うとか、「キャラは幸せか否か」とかを考えるようになってきました(「恋愛か否か」は考えたりしますが、僕の頭ではなかなかまとまりません)。やっぱり考え切れないので創作なさっている方のお話を読んで「なるほどなぁ~こういうのもいいなぁ~~~」って言ってることのがよっぽど多いです。

"左右"・"上下"

 左右つまりCP名の順番と、上下つまり主導権みたいなものについてもよく考えます。薔薇とかBLとかと言われる界隈では大分厳しく、左右が逆はあり得ないというくらいだそうです。が、百合に関してはあんまりそんなことも無く、語感で決まっている部分が多いようです(にしても結局は人に依るところが大きいのですが)。

 僕は、好きなCPはふんわりありますが、色んなパターンで好きなので、同じキャラで違う組み合わせも好きだったりします*8。左右は固定しないので、CP名はあまり深く考えずに語感とマジョリティです。多分キャラに依っては固定したくなるCPもあるとは思うんですが、今のところ出会っていません。

 ここで上下なんですが、受け攻めと主導権って別に存在している気がする、というのが私感です。僕の認識では、上下は受け攻めです。これに更に「誘い受け」とか「ヘタレ攻め」とかそういう類の言葉もあるわけなんですね*9。こうなると主導権があるまま下に来ることも出てくるんです*10。こんな様々な可能性から高まりを見せてくれるわけです。

まとめ

 やっぱり論理的にこうだと言える部分って割りと少なくて、感覚的に良いなぁと思えることが基準な気がしています。それは、「良いな」って思うものは人に依るってことです。

 ある方曰く「他人のことを知ることはできるが、理解することはできないだろう」とのことです。同じ気持ちになることができないからといって話を全くしないんではなく、互いを知って受け入れることが大事で、誰にも居場所はあるべきだろうということだろうと思います。そういうのもあるんだね、君はそうなんだね、の精神で周りの人を知ってあげて、お互い楽しく過ごそう。たとい僕がマイノリティでもその好きを取り上げないでね、というところです。僕にも難しいんですけれど、努力しているつもりです。


 最近はもっぱら「良いな」と思える範囲を広げています。大抵のものに「成程」とか「アァ」みたいな感嘆をもらしています。語彙が少なくなりかけてきたのでこの辺りで終わりにします。

 明日の「百合 Advent Calendar 2015 - Adventar」は id:sh4869 さんの記事「百合語り - Laboratory of Scarlet*11です。

*1:はやて×ブレード2」は「はやてクロスブレード ニャーン」と発音します

*2:もう17巻とか18巻とかはマジで泣きました。ほんとに綾ゆかはもう……アァー……。

*3:僕は単行本で読んでいて、ウルトラジャンプ本誌は追っていないので……

*4:ちょっとどこか高尚な感じのしていた蘭も自分と同じ気持ちだってことが判明して安心やら嬉しいやらでいっぱいになっちゃう樹里亜も、睦月さんの鈍感さも思い知ったし双方の意思確認も済んだしガンガンいくれなちゃんも可愛いねって。

*5:遠くに居たお互いが近くに感じられる瞬間ってあれ実質_だよね……最高……

*6:今年読んだ百合、GL、それっぽいの、おすすめまとめ - ろじかるんるんものがたり

*7:ここで、自問みたいな形で"1人"もあり得るのが不思議なところです(東方で言うアリアリだとか、艦これで言う川内・川内だとかも含みますが)。

*8:はブで言うと、順夕/玲祈/ひつ静/綾ゆか/槙ゆか/順綾/順ゆか/ナン槙/綾紗枝/……

*9:エイラーニャ、なんだよな……

*10:ひつぎさんは静久に案外と余裕を崩されたりしたら良いと思う。

*11:後日リンク追加します/20151215:追加しました