xrdpのインストール/設定にとても手古摺ったので覚書にする。
今回は個人使用なので、兎に角画面がリモートできればOK。結果的にはvinoなるVNCサーバを使用することとなった。
OSは、ローカル側がWindows7、リモート側がUbuntu 14.04.2 LTS。
インストール
まずxrdpの公式webサイトのインストーラでインストールしたら、すごい時間かかった上にさっぱり動かなかった。apt-get でインストールしたらすんなり動いた。
% apt-get install xrdp
設定
これだけだと、プロセスとしては動いたけどログインができなかった。色々と設定ファイルを書き換えたりしたが、結局以下の手順で簡単にログインできるようになった。*1
Xが使える(普通に本体からの画面出力とか、sshならX転送とか)環境で、vino-preferencesコマンドを叩く。
% vino-preferences
上の画像のようなウィンドウが出るので、中段2番目にチェックを入れ、パスワードを入力する(これがログインパスワードとなる)。あとは必要に応じて設定を変更し、これを閉じる。
使い方
Windows7では標準である「リモート(半角空白)デスクトップ接続」を使う。"スタート"から検索してもいいし、「mstsc.exe」でも立ち上がる。
これに「アドレス:ポート」と入れて接続すると、xrdpのログイン画面が出る。プルダウンから「console」を選択し、vino-preferencesで入力したパスワードを入力するとログインできる。
余談
vino-preferencesコマンドで出るウィンドウでの設定を、全てコマンドで行いたいと思い、調べてはみたが詳細は不明。sshでもX転送すれば済むからいいのだけれど…。
*1:主に個人使用なのでこれで妥協している。サーバなどにして多人数で使う場合は設定ファイルを書き換える必要があるだろう。